日々日記

私は私。見たままに感じたままに

明けない夜はないよ



都会でもない田舎でもないこの土地の

各停しか停まらないこの駅


家から駅まで向かう途中には出会わなかったひとひとひと


どこから湧いてきたんだろう


彼らはどこに隠れていたのだろう


きっと彼らから見たら私もその一人


ただのひと


私はふと思う


彼らは電車に乗ってどこに行くの?


たまに苛立ちさえ覚える


目的という言葉は、人に価値を与える


何と無く電車に乗ってぶらぶらする人はいるかもしれない

でもきっとそれは余裕のある人だ


余裕のない人、即ち私みたいな人は

いや、私、は


そんなことをしたら、自分の価値の無さに落胆し、目的がありますみたいにすまして乗っている人に苛立つ


今日は出勤という目的がある


しかし、私は目的があっても価値を見い出すことが出来ていない

それは誰でも良いからだ

その職場は私じゃなくても良い

私じゃなくても出来る仕事であるから


だから早く帰って家で大学の課題をしたい


それは私しか出来ないから


この2日間何をしていたんだろう

課題をしていたのは間違いないのだけれど

全く進まなかった

余裕があると人は何もしなくなる

その時間に甘えるのだ


さっき言った、目的もなく電車に乗っている人は

本当はいないのかもしれない


ぶらり旅

なんてテレビでよく見るけれど


あれは仕事だ


皆、余裕があるとだめになる


だから、金を稼ぐのかもしれない

仕事をするんだ


だから私も今、こうして出勤している


そして家に帰って

寝ずに24日までがんばる


23日の夜中

あるいは

24日の朝


🍏.